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2011年 02月 07日
昨日、三重県の国際交流財団と鈴鹿市が開催した
「災害時外国人サポーター研修」なるものを受けてきました。 会場が普段、日本語教室でお借りしている公民館だったことや 多文化共生の一環で教室からも何名か参加してほしいという話で なんとな~く出席したのですが、なかなか興味深くて意義のある研修でした。 災害時に、日本語が理解できないことで各種の情報を得られずに混乱する 在住外国人をサポートする方法を学びました。 それが、単なる座学ではなく実地といいますか、きっちりと状況が設定されていて 東海地方で大地震発生! 鈴鹿市は震度6! 公民館は被害がなく、ライフラインやインターネットも使用可能。 私たちは、サポーターとして活動するために公民館に集合している。 なお、家族は無事でボランティアとして心置きなく活動できる状態。 ということを説明されました。 そのうえで、マネージメント班・情報収集班・翻訳班に分かれて業務を行いました。 私は、翻訳班へ所属。ここは災害対策本部から流れてくる各種情報を、各国語に 翻訳する班です。8名のメンバーがいたのですが、「英語・ポルトガル語・スペイン語・ 中国語・韓国語」とそれぞれに堪能な方々でした。 ルー大柴程度の英語力しか持ち合わせていない私が、この班で何をしたのかと いいますと…日本語原稿の作成です。 というのも、災害対策本部から流れてくる日本人にとっては当たり前の日本語を 外国人にもわかりやすい「やさしい日本語」に書き換えてから、各国語への 翻訳をおこなうからです。 情報をすべての言語に翻訳するのは不可能なのですが、そんな場合にも 簡単な日本語ならわかる外国人の為に、日本語の書き換えをするのです。 「たれさがった電線や電柱は漏電の危険性がありますので、ご注意ください」 →「電線や電柱がこわれています。そばに行かないでください」 とか、 「救急車両が優先」 →「パトカー・救急車・消防車が普通の車より先に通ることができます」 みたいな感じです。 災害時特有の言葉は言い換えが難しくて、四苦八苦してしまいました。 とまぁ、なんだか真面目に5時間近く研修を受けたのですが、何より大事なのは そう、打ち上げです。市役所の方に声をかけていただいたので、夫の実家に 預けていた子供たちを迎えに行って、一緒に参加させていただきました。 ペルーの方が経営されている本格的なペルー料理のレストランです。 初めて食べたのですが、どれもとても美味しかったです。 (あぁ、貧弱なボキャブラリー。。。) この日は、車だったのでアルコールは飲めなかったのですが チャチャモラーダというトウモロコシのジュースも堪能。 ただ、当然のように息子が途中で退屈しだしたので 1時間半ほどで失礼して帰ってきました。 けれど、生バンドの演奏も聞けたし、いろんな方々とお話しさせていただいて 何も成してはいないのに、ちょっとした達成感のあった1日でした。
by Yakubi
| 2011-02-07 19:13
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